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北上する旅路の果てに。仙台で味わった一杯を糧に、盛岡鑑定会の幕が開く。

湯気がふんわりと立ち上る、お茶碗に盛られた炊き立ての白いご飯。箸でひと口分の白米を持ち上げている、命の躍動と温かみを感じる写真。左上には黒い文字で「大地の恵み 〜命を繋ぐ、食への深い感謝〜」というタイトルが添えられています。

八王子から福島、そして盛岡へ。

下道での北上は、距離を刻むごとに車窓の景色を、そして店主自身の意識を研ぎ澄ませていく儀式のようなものです。

真上から捉えた、特盛の山形肉そば。透き通ったスープの表面に鶏の脂が光り、中心には白ネギ、親鶏の肉が鮮やかに添えられています。

山形を通り過ぎる時間がないと分かっていても、どうしても「冷たい肉そば」の記憶が脳裏を離れませんでした。

親鶏のしっかりとした歯ごたえ、冷たいスープに浮かぶ鶏の旨味。

それを求めて、仙台で立ち寄ったのが「つけ蕎麦 蕎麦令和」です。

特盛 麺600gの丼を前に、店主としての自分も、ただの旅人としての自分も、等しくこの一杯と向き合いました。

蕎麦の硬い質感と、親鶏の肉の弾力が伝わってくる近接写真。冷たいスープの清涼感と、鶏の出汁が溶け出した旨味が視覚からも溢れる一枚。

喉を通る蕎麦の感触と、身体に染み渡る出汁の温もり。

この満ち足りた力を握りしめ、店主は夜の闇を抜けて盛岡へとたどり着きました。

旅の果てにあるのは、いつも静かな覚悟です。

■ 魂の場所を整える、これから始まる七日間

盛岡の地に降り立ち、これから七日間の鑑定会に向けた会場設営が始まります。

これから6時間以上、何も無い空間に魂の在り処を一つずつ整えていく。

この泥臭くも神聖な準備の時間こそ、店主が最も大切にしている儀式です。

明日から始まる鑑定会で、土地の力とクライアント様とがどう交差するのか。

そのために、今はただ、目の前の空間を徹底して研ぎ澄ませていきます。

「つけ蕎麦 蕎麦令和」の外観。曇天の空の下、木の温もりを感じる店構えと、暖簾をくぐり抜ける旅の気配を切り取っています。

旅の記憶も、昨晩の食事も、すべてはこの一歩のため。準備はこれからが本番です。

皆さんと向き合うその瞬間に向けて、全身全霊で会場を仕上げます。

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