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三重・四日市鑑定会を開催する理由と、旅の道すがらに思うこと

深みのある木目のテーブルの上に置かれた、小さなガラス瓶。その中には、シロツメクサや黄色いタンポポのような花など、生命力にあふれた素朴な野の花が活けられています。右下には「店主の独白 〜店主が紡ぐ、深い洞察〜」という文字が配置されています。

長く当店をご利用の皆さんにはおなじみの話。

初めましての皆さんの為に記しておくと…北海道や沖縄を除けば、基本「車で下道移動」の店主です。

これまで全国を巡る中で様々な街の空気を感じてきましたが、来月初めの開催地である四日市もまた、車を走らせてたどり着く場所の一つとなります。

緑豊かな自然の中で、鮮やかな紫色を帯びた桔梗の花が、茎を伸ばして力強く咲いている。背景は黄金色に輝く柔らかい光で満ちたボケ(玉ボケ)となっており、紫色の花びらの繊細な質感、複雑な筋の入り方、中心の蕊(しべ)のディテールが鮮明に浮き上がっている。風に揺れる様子や、植物が持つ生命の躍動感が、自然な光の中で感じられる一枚。

■ 47都道府県を巡るという道程

店主がこうして各地を巡り、鑑定会を開いているのには明確な軸があります。

それは「47都道府県のすべてで対話を行い、この手で紡いだ石をお渡しする。」という過去の宣言です。

三重県は、まだその中で一度も開催できていなかった空白の地でした。

だからこそ、まずその空白を埋めるためにも足を運びます。

皆さんと同じく、店主も三重といえば「伊勢神宮」「椿大神社」が真っ先に頭に浮かびます。

どちらも大切な神社であり、毎年三重県を通過するときには必ずと言っていいほどどちらか、あるいは両方に足を運んでいる場所です。

本来なら「そのすぐそばで鑑定会を開きたい」という気持ちもある。

しかし、場所までのアクセスや地域の特性を考えた際、どうしても条件に合う会場探しが難航してしまうのです。

そのため現実的に皆さんが足を運びやすいアクセスの良い場所として、今回は四日市での開催へと舵を切りました。

■ 海山道神社(みやまどじんじゃ)の記憶と、変わらぬ目的

四日市という街には、以前「海山道神社」に足を運んだ記憶があります。

車を走らせてその境内に降り立ち、静かに手を合わせた時の空気感は、今でも心に残っています。

青空の下、赤く色づいた紅葉の木立を背景に、石造りのお稲荷様の狐像が右を向いて凛と佇んでいる。首には赤い前掛けが巻かれ、中央に小さな鈴がついた飾りが結ばれている。背景の建物や木の枝が柔らかくボケており、歴史ある神社の静謐で温かな空気が感じられる光景。

たまたまなのか運命の巡り合わせなのか…今回見つけた会場から1kmちょっとの場所にその「海山道神社」が。

今回は観光でゆっくり街を眺めるわけではありませんが、こうして再び縁のある土地へ足を運び、必要としてくれる人と向き合うこと、それ自体が旅の目的です。

もちろん、四日市での日程の前後には、「海山道神社」へ改めて足を運び、いつものように心落ち着く場所で静かに手を合わせるつもりでいます。

黄金色から燃えるようなオレンジ色に染まった夕暮れの空を背景に、無機質なシルエットを描く工業地帯(コンビナート)の風景。何本もの煙突からは灰色の煙が立ち上り、複雑な配管やタンクの構造物が幾何学的なラインを形成している。手前の水面には、この強烈な夕焼けとコンビナートのシルエットが鏡のように映し込み、静けさの中に産業都市が持つ圧倒的な熱量とエネルギーが凝縮されている。

飾らない現実的な理由から始まった四日市での開催ですが、そこで出会う一人ひとりの表情や、その手にとる石との巡り合わせは、いつだって一期一会です。

質感のある白い石の台座の中央に、様々な色や質感の天然石を連ねたブレスレットが配置されている。鮮やかな水色のラリマー、透明感のある黄緑色のペリドット、深いスモーキーな色合いのスモーキークォーツ、そして透明な水晶の丸玉が、リズミカルかつ調和のとれた配列で連なっている。それぞれの石が光を透過させ、あるいは反射させ、静謐な空間の中で内側から静かに、しかし力強く輝きを放っている様子が克明に描写されている。

それぞれの場所で、静かに準備を整えてお待ちしています。

緑豊かな敷地の一角に佇む、黒を基調としたモダンなデザインの四角い建物(鑑定会場)。大きなガラス窓からは内部の様子がわずかに伺え、木目調の内装と相まって、洗練された中にも温かみを感じさせる空間となっている。建物の前には木製のウッドデッキと階段が設けられ、周囲の自然と鋭利な建築の対比が、自己と向き合うための儀式的な緊張感と、店主と対峙する安心感を同時に表現している。

四日市鑑定会の空き状況・ご予約はこちら

四日市鑑定会のインスタ投稿はこちら

風合いのある生成りの和紙を背景に、力強く迷いのない筆致で「天智開道」と大きく墨文字が書かれている。その左側には「導」の文字が添えられ、さらに鑑定会の詳細(三重・四日市鑑定会、9/4(金)-9/7(月))が明朝体で記されている。文字の周囲には、和紙特有の繊維の質感が感じられ、中央には店主の「蓮水雲州」の印と思われる小さな赤い落款が押されている。鑑定会に対する真摯な姿勢と、人々の進むべき道を照らす強い意志が込められた書となっている。

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