「頑張れ」という言葉の重み。すれ違う見知らぬ命へ贈る、静かな祈り。
──2009年11月6日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
朝からやる気に満ち溢れ、小倉の会場へ向かう足取りもどこか軽やかです。 さて、本日は唐突ではありますが、新コーナーを始めてみることにしました。その名も「本日の一言」。今までどんなコーナーを作ってきたか、自分でも忘れかけているような気がしなくもありませんが……ふふっ、そこはあまり気にせず進めていきましょう。
記念すべき第一回目の一言は、**「頑張れっ!」**です。
■ 勇気のいる言葉、その真意
「頑張って」という言葉は、実は伝えるタイミングがとても難しいものだと感じています。 相手がすでに精一杯頑張っている時にその言葉を投げかけてしまうと、かえってプレッシャーや重荷になってしまうこともあるからです。だからこそ、店主はこの言葉を口にする時、いつも慎重に、慎重に言葉を選んでいます。
けれど、店主が迷いなく、けれど心の中で強く唱える場面がひとつだけあります。
それは、**「救急車とすれ違う瞬間」**です。
■ 生きることを、諦めないために
サイレンを鳴らして走り去る救急車とすれ違う時、店主は必ず心の中で「頑張れっ」と声をかけます。 もちろん、中に乗っているのは見ず知らずの方です。その方の背景も、容体も知り得ません。それでも、命がある以上、その歩みを途中で諦めてほしくないと願ってしまうのです。
たとえどんなに苦しい状況であっても、立ち向かう必要がある瞬間があります。 延命や治療の在り方については、人それぞれ多様な考え方があり、店主もそれぞれの選択を尊重したいと考えています。けれど、搬送されているその瞬間は、まだ助かる可能性が確かに残されている時。
だからこそ、店主はあえて強く念じます。 **「頑張れっ、生きるんだっ」**と。
鑑定会で石を紡ぐ時も同じです。目の前の方の人生が、どうか光の方へ向かいますように。そんな願いを込めることと、すれ違う救急車へ送る祈りは、店主の中でどこか地続きのように繋がっています。
一見するとただの独り言のようですが、店主が大切にしている「命への向き合い方」を、少しだけお話しさせていただきました。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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