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【富山初宿泊】五感を揺さぶる北陸の生命力。店主を大ファンにさせた「食」と旅の余韻の「温泉」記録

湯気がふんわりと立ち上る、お茶碗に盛られた炊き立ての白いご飯。箸でひと口分の白米を持ち上げている、命の躍動と温かみを感じる写真。左上には黒い文字で「大地の恵み 〜命を繋ぐ、食への深い感謝〜」というタイトルが添えられています。

京都での熱い鑑定会を終え、そこから石川、富山を巡り、昨日夕方、無事名古屋に入りました。

移動が続いていますが、お陰様で店主はいたって元気です。

いつもは各種告知や石の写真が多くなる店主のブログですが、今回の旅は、あまりにも土地の生命力が詰まった美味いものたちに出会いすぎました。スマホのカメラロールの中に、食の記憶がたんまりと溜まっています。

そこで今回は手始めに、時系列は少しぐちゃぐちゃになりますが、店主の身体を芯から満たしてくれた「食と温泉」のディープな記憶からお届けさせてください。

■ 初めて宿泊して知った、富山のあまりの美しさと心地よさ

富山には今までにも、短時間だけ訪問したことはありました。

しかし、腰を据えて宿泊したのは今回が初めてのこと。

そこで肌に触れた空気、目にした景色、そして胃袋に収まったものすべてが、店主の想定を遥かに超えていました。

あまりに美しく、あまりに心地よい。

一気に大ファンになりました。

ただ通り過ぎるだけでは決して分からなかった、土地の深い懐に抱かれるような居心地の良さが、そこには確かにありました。

■ 富山入りした夜、いきなり胃袋を掴まれる

富山に到着し、初めて宿泊するその夜。さっそく街の居酒屋へと足を伸ばし、その土地の恵みをそのままいただくようなホタルイカと白えびの刺身に舌鼓を打ちました。

富山の居酒屋で出された、艶やかに光るホタルイカの沖漬けが盛られた小鉢と、その奥にある透き通った美しい白えびの刺身。大根のツマと大葉、ワサビが添えられている。

富山の海原が育んだ瑞々しい命の輝きが、口の中で弾ける感覚。 さらに、その店で締めに手繰ったのが、喉を涼やかに駆け抜ける八尾の蕎麦です。

富山の居酒屋で提供された八尾の蕎麦。黒い器に盛られた蕎麦には透明な氷が浮かび、鰹節、刻み海苔、白ゴマ、ネギが贅沢に乗せられて、見るからに冷たくて喉越しが良そうな一杯。

初日の夜から、富山の食の洗礼に完全にノックアウトされました。

■ 舌の上で暴れる、土地の強烈な洗礼

さらに富山滞在中、直面したのは、あの有名な富山ブラックラーメンの、ガツンとしたネギと胡椒の強烈な洗礼です。

富山ブラックラーメンの元祖「西町大喜」の店舗外観。年季の入った渋い木造二階建ての建物に、「元祖富山ブラック」「西町大喜」と書かれた黒い大きな暖簾や上り旗が掲げられ、歴史と風格を感じさせる佇まい。

富山ブラックラーメンとライスのセットを上から撮影したもの。醤油の黒が際立つ濃厚なスープに、たっぷりのチャーシュー、太いメンマ、大ぶりの刻みネギと黒胡椒が容赦なく振られたラーメン。その傍らに白米と生卵の小鉢が並ぶ。

漆黒のスープを纏った麺、 ガツンと来るネギと胡椒、そして白米と生卵を従えたあの隙のない佇まいは、まさに土地のエネルギーそのもの。身体の奥底に直接響いてくるような、力強い美味さでした。

■ 清らかな水のエッセンス。大岩そうめんの衝撃

大岩山日石寺の参道沿いにある「大岩館」の店舗外観。新緑の木々の下に佇む歴史ある木造建築で、店先には赤い大きな野点傘と赤い毛氈が敷かれた長椅子が並び、風情ある景色を作り出している。

木目の美しいテーブルの上に並ぶ、大岩そうめんとぜんざいのセット。美しい黒い器に盛られたそうめんと、四角い小鉢に盛られたたっぷりの小豆のぜんざいが、黒いお盆に乗せられている。

目の前に運ばれた瞬間、息を呑みました。 器の中で一筋の乱れもなく、信じられないほど綺麗に整えられた、まるで流れる髪のように美しい麺線。

大岩そうめんのクローズアップ。器の中で一筋の乱れもなく綺麗に整えられた、流れる髪のように美しい麺線。中央には生姜と刻みネギがちょこんと添えられ、清らかな出汁に浸っている。

一口すすると、日石寺の清らかな水のエッセンスが、そのまま身体に染み渡っていくような感覚を覚えました。あの喉越しと洗礼された美しさには、本当に感動しました。出汁の深みと麺の生命力が、旅の疲れをスッと癒していくようでした。

■ 名古屋への道中、岐阜の手前で立ち寄る世界遺産

富山を十分に満喫し、いよいよ名古屋へと向かう移動の途中。岐阜へと抜ける直前の山深い地、世界遺産でもある五箇山の相倉集落へと立ち寄りました。

ここで、厳しい自然環境の中で、人々の手によってずっしりと守られてきた豆腐をいただきました。

五箇山の相倉集落の店で提供された豆腐。扇型の美しい和食器に、ずっしりと密度の高そうな四角い白豆腐が並び、醤油、ワサビ、赤カブの漬物が添えられている。傍らには氷の浮かんだ酒の入った陶器のカップ。

素朴でありながら、大地の恵みがギュッと凝縮されたような濃厚な手触り。どれもが小綺麗にまとまった味ではなく、生きた人間の熱量とガッチリ噛み合う、泥臭くも深い味ばかりでした。

■ 旅の終わり、岐阜での癒やしと次なる地へ

五箇山を越え、いよいよ岐阜・郡上へと入る頃には、身体がすっかり土地のエネルギーで満たされていました。 「道の駅 古今伝授の里やまと」に立ち寄り、ひんやりとした真っ白なソフトクリームを。

岐阜県郡上市の「道の駅 古今伝授の里やまと」にて、店主が片手で持つカップ入りのソフトクリーム。きめ微細やかで美しいエッジの立った真っ白なソフトクリームが、背景の豊かな緑と木造の建物をバックに引き立っている様子。

夜にはそのまま敷地内の「やまと温泉やすらぎ館」へ。

夜の闇の中に浮かび上がる「やまと温泉やすらぎ館」の入り口。特徴的な大きな三角屋根の車寄せがあり、温かみのある間接照明がコンクリートの壁と「やすらぎ館」の文字を静かに照らしている落ち着いた風景。

夜の静寂に包まれた温泉にじっくりと浸かり、心地よい旅の疲れをじわじわと湯に溶かす時間は、格別なものがありました。

土地の命をいただき、そのエネルギーを身体に巡らせる。 これだから旅はやめられません。

■ 名古屋鑑定会、いよいよ始まります

本日からは、いよいよ名古屋鑑定会が始まります。 京都から北陸、岐阜を経て、たっぷりと蓄えた生きたエネルギーを携えて、皆さんの前に立ちます。

お会いできるのが本当に楽しみです。

名古屋鑑定会の詳細・お申し込みはこちら

ここから、気多大社、日石寺、高瀬神社、そして五箇山と、今回の旅で店主の魂が震えた深い記憶を、複数回に分けてゆっくりと紐解いていきますね。

まずはこの、生きたエネルギーのプロローグから。

移動の先々、出会う景色が楽しみです。

皆さん、いつもこの歩みを温かく見守りいただき、本当にありがとうございます。

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