身を清め、再び光を紡ぐ。目に見えぬ「波」を乗り越えるための浄化。
──2009年10月9日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
人々の想いやエネルギーが交差する現場に立ち続けていると、時に予期せぬ「重み」を受け取ってしまうことがあります。当時の記録に残された、激しい倦怠感と突然の体調不良。それは単なる疲労ではなく、鋭敏に他者の想いを感じ取ってしまう石屋としての宿命のようなものでした。
あの日、店主が回復のために選んだのは、古来より伝わる「浄化」の儀式でした。
■ 魂を整える、白檀と岩塩の祈り 自らを護る石たちを、深い静寂へと導く白檀のエッセンシャルオイルで拭い、自身はアンデスの岩塩を溶かした湯に身を沈める。それは、付着した外的な澱(おり)を洗い流し、本来の自分を取り戻すための大切な時間でした。
こうした目に見えない領域の調整は、一見すると非日常的なものに思えるかもしれません。しかし、石を扱う者にとって、自身の内側をクリアに保つことは、鑑定の精度を守り、皆様へ純粋なエネルギーを届けるための「責務」でもあります。
■ 軽妙な言葉の裏側に隠した、再生の証 記録の後半では、当時流行していたアプリの話題に触れ、おどけた調子で近況を綴っています。この少し浮ついたような明るい筆致こそ、浄化を終えて「元気ハツラツ」を取り戻した当時の店主の、嘘偽りない解放感の表れだったのでしょう。
深刻な事態を深刻なままにせず、笑いや日常の機微へと着地させる。
そのしなやかさこそが、長くこの道を歩み続けるための知恵であったのだと、今改めて感じ入ります。どれほど強い波が寄せようとも、自らを律し、清め、再び穏やかな心で石を繋ぐ。その繰り返しが、今の店主という存在を形作っています。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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