身を挺して護る、石の意志。断裂の跡に添えたアメジストの輝き。
──2009年10月9日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
時折、石は持ち主の身代わりにその身を捧げることがあります。あの日、歩いている最中に突如として弾け飛んだルチルの百八珠。それは、前日から店主の身を包んでいた重苦しい波を、石たちが限界まで吸い込み、限界を超えて弾け飛んだ瞬間でした。
「事件」と呼ぶにふさわしいその出来事は、石と人との深い結びつきを改めて突きつけるものでした。
■ 崩壊から再生へ、祈りの繋ぎ直し 散らばった石たちを丁寧に拾い集め、店主は自らの手で再び命を吹き込みました。単に元の姿に戻すのではなく、そこには今の自分に必要な調和として、深く静かなアメジストを一珠、加えました。
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ルチルクォーツ:勝負運と直感を研ぎ澄まし、負のエネルギーを遮断する「黄金の守護」。
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アメジスト:荒ぶる感情を鎮め、真実の愛と直感力を授ける「安らぎの石」。
激しい防護の役割を担ったルチルに、アメジストの癒やしを添える。それは、ただ強くあるだけでなく、どんな荒波の中でも凛とした静寂を保ちたいという、店主の願いの表れでもありました。お気に入りの勾玉とともに胸元に宿るその重みは、浄化を終え、より純度の高い力となって店主を支えてくれるようになりました。
■ 石は語らずとも、常にそばに在る 「切れちゃった」と笑って綴った当時の記録。その軽やかさの裏には、石たちの献身的な働きに対する深い敬意と感謝が隠されています。石が切れる。それは決して不吉なことではなく、役割を全うしたという証であり、新しいステージへと進むための合図でもあります。
明日からは気分を一新して。 傷ついた一珠一珠を慈しみ、再び繋ぎ直したその瞬間から、石と店主の新しい物語が始まっていました。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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