走り続ける理由。広島鑑定会の開幕と、未来の「楽しみ」を糧にする日々。
──2010年4月1日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
四月の始まり。世間がエイプリルフールの冗談に沸く中、当時の店主もまた、慣れない冗談をブログに綴っていました。「本日をもちまして、このブログは何も変化を遂げません」──そんな他愛もない言葉の裏側には、実は心身ともに極限に近い状態にあった自分を、少しでも軽くしようとする無意識の反動があったのかもしれません。
告知通り、この日から広島での鑑定会が幕を開けました。初日はあいにくの荒天でしたが、そんな嵐の中を愛媛から駆けつけてくださった読者様との出会いもあり、感謝と共に、心地よい緊張感の中で石を紡いでいた記憶が蘇ります。
■ 広島・福屋駅前店「天然石オーダーアクセサリーフェア」開催中
- 【会期】 4月1日(木)~4月7日(水)
- 【会場】 福屋広島駅前店 1階 時計の広場 特設会場
■ 限界の先にある「ワクワク」を追いかけて
振り返れば、この時は2月21日から一日も休むことなく、鑑定の現場に立ち続けていました。身体の悲鳴は正直に届いていましたが、それでも歩みを止めなかったのは、一週間後に控えた「休み」への切望と、そして何より、その先に待つ「豊田」への初上陸が楽しみで仕方がなかったからです。
「初めて行く場所」への高揚感は、疲弊した身体を動かす何よりの劇薬になります。目の前に好物をぶら下げて走るような、そんな泥臭くも純粋な情熱が、当時の店主を突き動かしていました。未知の土地で、まだ見ぬ誰かの人生に触れる。その可能性を想うだけで、指先に再び力が宿るのです。
あれから長い年月が経ちましたが、今の店主もまた、形を変えながら同じ熱量で「未知」に挑み続けています。膨大な過去を編み直すこの作業も、あの日の広島の雨と同じように、いつか新しい景色を見せてくれるはず。休憩を終え、再び作業の深淵へ。店主の歩みは、今日も止まることはありません。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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