氷の強敵と壊れた爪切り。日常に潜む小さな「異変」と、向き合う。
──2010年9月7日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
朝のしんとした空気の中、いつものようにタリーズで氷を口に含みながら、一日の始まりを迎えています。昨日の記事でも触れましたが、どうやら氷という奴はなかなかの強敵のようです。油断した隙に舌を攻撃され、思わず顔をしかめる。そんなちょっとした毒気のある朝も、店主にとっては日常のひとコマです。
さて、氷の話はさておき、鞄の中に忍ばせていた爪切りが壊れるという、珍しい出来事がありました。店主は左手薬指の爪が割れやすく、常に爪切りを持ち歩いているのですが、取り出そうとした瞬間に三つに分解されていたのです。形あるものが壊れる瞬間には、何かしらの意味があるのかもしれませんが、今はただ、手間のかかる奴だと思いながら、水晶のポイント原石の傍らで静かに修理を終えました。
■ 聞き慣れぬ旋律、バスの車内にて
地元にいる時はバスで通勤することもありますが、昨日の帰り道、とんでもない運転手さんにお会いしました。日本語を話しているはずなのに、全く日本語に聞こえない。マイクを通した大音量の生声が、車内に不思議な旋律を響かせていました。
「つぁっっっ、んだぃんどっ!」
推測するに「次は、大門(だいもん)です」と仰っていたのでしょう。そのミラクルな響きに、運転席のすぐ傍にいた店主は、驚きと可笑しさで思わず震えてしまいました。居眠りをしていたら、きっと降りるべき場所を見失っていたに違いありません。我々が日々の中で葛藤しながらも、こうした予期せぬ出会いにふと「ふふっ」となる隙を見出すことは、心を健やかに保つために大切なことだと感じます。
■ 眠気と氷、そして鑑定の刻
開店からまだ1時間も経たないというのに、心地よい疲れと共に、柔らかな眠気が忍び寄ってきます。再びあの氷を口にして、意識を真っ直ぐに整えなければなりません。鑑定を待ってくださる皆様に、店主の体温が宿った言葉を届けるために。
バスの運転手さんの生声や、壊れた爪切りのように、予定調和ではないからこそ面白い。そんな日常の断片を拾い集めながら、今日も鑑定の場に立ちます。皆様も、バスに乗る際はどうぞ居眠りにご注意を。そこには、思いも寄らない「未知の言葉」が待っているかもしれませんから。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。


この記事へのコメントはありません。