昇り龍に託す「再起」の願い。健康運のその先を見据えた、店主の譲れないお節介。
──2011年7月7日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
連日、百貨店の案内係のように奔走していた鑑定会。七夕のこの日は、しんとした穏やかな静けさが会場を包んでいました。そんな中、長くお付き合いのある馴染みのクライアント様が、お母様を連れて足を運んでくださいました。
ご家族で既に10本以上も石を繋いでくださっている、大切なお客様。当初、お母様は何かを新調するつもりはなかったようですが、並んだ石たちを眺めているうちに、ふと心が動いたご様子。そうして紡ぐことになったのが、一本の編みストラップでした。
■ 「健康運」のオーダーに、店主が添えた強欲な願い
ご希望は「健康運」でした。もちろん、健やかな体は何よりの資本です。けれど、石を並べ、お話を伺ううちに、店主の心には別の想いがむくむくと湧き上がってきました。
この方は、もともと強い運をお持ちであるということ。それなのに、守りに入るだけでは勿体ない……。実は少し前に、大変心苦しい出来事を経験されていた方でもありました。だからこそ、ただ現状を維持するのではなく、もう一度顔を上げ、かつての輝きを取り戻してほしい。そう願わずにはいられなかったのです。店主は「健康」を土台に据えつつ、独断で「ビジネス運」と「金運」を構成に組み込みました。いわば、店主の真っ直ぐな心が引き起こした、最高のお節介です。
■ 運気を上昇気流に乗せる、昇り龍の構成
- 手彫り龍水晶: 全ての運気を上昇させ、困難を突破する力を象徴する石です。東洋では古来より、龍は成功と繁栄の象徴として尊ばれてきました。
- ジェイド(本翡翠): 「徳」を高め、持ち主の身を守るとされる守護石です。健康と長寿、それから安定した繁栄を願う際に用いられます。
- ガーネット: 忍耐強く積み上げてきた努力を実らせる「実りの石」です。情熱を呼び覚まし、再起を図る際の力強い支えとなります。
- シトリン: 太陽のエネルギーを持つとされ、富と繁栄を呼び込む石です。快活さを与え、循環を良くする謂れがあります。
■ 昇って、昇って、昇りつめる
完成したストラップの名は『昇龍』。水晶に彫られた龍が、天に向かって力強く昇っていくように。悲しみや停滞を突き抜けて、これから先の人生を鮮やかに昇りつめてほしい。その一助となることを切に願って、一つひとつ、想いを込めて編み上げました。
時として、石の組み合わせは持ち主が自覚している以上の「可能性」を示唆することがあります。それを受け取り、形にするのが店主の役割。照れ隠しに「勝手に組み入れちゃいました」なんておどけて見せた当時の自分ですが、その裏にあった祈りの深さは、今も変わらず店主の指先に宿っています。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
コメント ( 1 )
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初コメントか、お久しぶりです、絵描きのゆり呼と申します
先日、画廊さんにいただいたブレスが
こちらでアップされてるパワーストーンの色合いと
そっくりなのでびっくりしてコメント差し上げました
すごい強力なブレスなんですね。
もらった方に再度感謝してきます。。。