嵐を裂き、大三島の鎮守へ。しまなみ海道を渡り、大山祇神社で触れた神域の風。
──2011年7月19日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
台風の接近とともに、四国上陸をかけた強行軍。九州を出発した時点で瀬戸大橋は封鎖、船も欠航。残された唯一の道は「しまなみ海道」のみでした。広島から愛媛へ、風が刻一刻と強まる中、車を走らせます。荒れ狂う海を横目に橋を渡りながら、ふと店主の心に「今、行かなければならない」という衝動が湧き上がりました。
それは、以前から心に留めていた場所。しまなみ海道の途中に座す、神の島への導きでした。
■ 大山祇神社。荒天の隙間に見つけた、柔らかな静寂
辿り着いたのは、愛媛県今治市の大三島に鎮座する「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」です。日本総鎮守と称され、名だたる武将たちが武運を祈願したこの地。橋が封鎖されるリスクを顧みず、なかば強引に車を降りました。旅する職人として、四国の地へ本格的に入る前に、どうしてもご挨拶をしておきたかったのです。
境内に足を踏み入れると、外界の強風と雨が嘘のように、身体全体をふわっと柔らかく包み込むような空気が流れていました。決してゆったりとした滞在ではありませんでしたが、あの瞬間の心地よさは、これからの激動の日々を予感させる店主にとって、何よりの浄化となったのです。
■ 龍神に従い、風と共に高松の地へ
その後、無事に四国上陸を果たし、松山市内へ。明日からは高松での設営が始まります。台風を追い越し、あるいは龍神を従えるかのように駆け抜けた今回の道中。嵐の中に飛び込むような危うさはありましたが、その先で触れた神域の静寂が、店主の指先に確かな「力」を授けてくれたように感じます。
明日からは、高松天満屋での鑑定会が幕を開けます。嵐を越えて辿り着いたこの地で、どのような石を繋ぎ、どのような物語に出会えるのか。今はただ、静かにその時を待っています。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
コメント ( 4 )
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無事に上陸出来たみたいで、なによりですね。
ニュースで、台風の被害を見ましたが、今回のはハンパないですね(ーー;)
今年は、日本中が大変な事になっていて、凄く怖いと感じています。
でも、東北を避けるように台風の進路が曲がったのには、ビックリしました!!
これぞ神風とでも、言わんばかりでした。
台風に、気をつけてお仕事頑張ってください。
おやすみなさい。
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こんばんは。
無事、しまなみ渡れてよかったです。
でも、しまなみは今治なのに、宿泊は松山?
高松と逆方向ですけど。
高松まで、気をつけていってくださいね。
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無事に四国入りできて
よかったですね
(≧∇≦)
瀬戸大橋は
早々と封鎖でしたからね…
せっかくですもの
松山で、風邪で疲れた身体を休めて…
松山を少し観光してから
高松へ…♪
3枚目の写真が
何故か一番気になります
(^-^)
そして4枚目の写真も
好きです♪
私も近々行きます!
めっちゃ行きたくなりました!
o(^-^)o
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パワーアップしちゃいました?(笑)
山の神さんのところに行きましたか。
とにかく素晴らしいところに行かれましたね
じぇにこ心の中で、手を合わせましたよ