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【能登の聖地】気が多く集まる場所で、魂が震えた。気多大社に触れて知った、大地の真なる生命力

青く晴れ渡る空の下、穏やかな海沿いを真っ直ぐに伸びていく一本の線路の風景。左側には近代的な白い建物と柵があり、旅の途中の心地よい開放感が広がっています。左上には「道中の栞 〜旅する道中、一期一会の出逢い〜」という文字が配置されています。

北陸旅の食の記憶に続き、今回はその足をさらに北へと向けた際の記録です。

京都での熱い鑑定会を終え、店主はまず、石川の能登の入り口に佇む気多大社へと足を運びました。

ここから今回の北陸、そして富山へと繋がる深い旅が始まっていきます。

気多大社の手水舎。歴史を重ねて渋く変色した銅の湯口から、絶え間なく清らかな水が注がれている。その傍らには瑞々しいデルフィニウムの青い花が活けられ、水面に光を反射させながら揺れている。

一歩、境内に足を踏み入れた瞬間に、空気の密度がガラリと変わるのを感じました。

「気が多く集まる大社」というその名の通り、そこには人智を超えた圧倒的な神気と、大地の熱量がそのまま湧き上がっているような力強さがありました。

■ デルフィニウムの青と、清らかな水

何より店主の目を奪ったのは、気多大社の手水舎に美しく活けられた、鮮やかなデルフィニウムの青。

歴史を重ねて渋く変色した銅の湯口から流れる清らかな水と、瑞々しい命の輝きを放つ青い花。

そのコントラストを目にした瞬間、移動の疲れがスッと消え去り、身体の奥底からエネルギーが満ちていくような心地よさを覚えました。

森の木漏れ日を浴び、長い歳月を経て苔むした狛犬が、参道を静かに見守っている。石の表面の細かな凹凸や、自然の時の流れを感じさせる風合いが克明に写し出されている。

樹皮を剥がさず、ありのままの木肌を残した原始的な木造の鳥居。足元には太い注連縄が固く結ばれ、その先に広がる「入らずの森」の深遠で薄暗い静寂が、境界線の向こう側からこちらに圧をかけてくる。

そこから拝殿へと進み、さらに森の静寂の奥へと歩みを進めます。

人の立ち入りを永く拒み続けてきた原生林「入らずの森」の前に立ったとき、言葉を失いました。樹皮がそのまま残る原始的な木造の鳥居と、その足元に固く結ばれた結界。

その向こう側に広がる薄暗い森からは、綺麗に整えられた優しさではなく、厳しくも泥臭い、圧倒的な大地の生命力がじわじわと這い出してくるような熱量を感じました。

■ 祈りが形となる場所

抜けるような五月の青空を背景に、威風堂々と鎮座する茅葺き屋根の拝殿。古木が刻んできた歴史の重みが、太い梁や柱の質感から静かに伝わってくる。

新緑に包まれた社殿の全景。柔らかな午後の光が社殿の木目を照らし出し、建築物と周囲の森が一体となって呼吸しているような荘厳な雰囲気が漂っている。

苔むした古い狛犬がじっと前を見据え、参拝者たちの祈りが小さな小石の塔となって岩の上に幾重にも積み上げられている光景。

そのすべてに、生きた人間たちの祈りと、土地が持つ深い懐が噛み合っていました。

青空に向かって堂々とそびえ立つ社殿を見上げながら、店主の魂の深い部分が、この力強いエナジーによってガツンと満たされるのを感じる参拝となりました。

両脇に並ぶ絵馬の赤色が、深い森の緑の中で鮮やかに映える参道。木立の合間から差し込む光が石畳を照らし、その先にある小さな祠へと思いを誘う。

拝殿の斜め前からのアングル。歴史を重ねた木の建材と、その周囲を囲む鬱蒼とした森の緑が、空間全体に厚みと奥行きを与えている。

■ 旅の続き、そして横浜へ

苔が生した大きな岩の上に、参拝者たちが願いを込めて積み上げた小さな石塔群。誰かの祈りが物理的な形となって、静寂の中にひっそりと熱を帯びて存在する様子。

「國幣大社氣多神社」と力強く彫り込まれた古い石柱。その背後にそびえる大鳥居と、その先へと続く清浄な参道が、この聖地の入り口であることを物語っている。

この気多大社でたっぷりと生きたエネルギーを身体に巡らせ、ここから店主は初めて宿泊することになる、あの美味いものに溢れた富山の地へと移動していきます。

旅の記憶はまだまだ続きますが、今日はこの辺で。

明日から始まる横浜鑑定会。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

横浜鑑定会の詳細・お申し込みはこちら

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