枠を越え、魂の響き合う場所へ。全国巡業に込めた「自由」への意志。
──2011年11月15日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
2012年に向けた全国巡業の青写真を描いていた、あの頃。 店主が掲げた大きな決意は「脱百貨店」という、既存の枠組みからの脱却でした。
百貨店という格式ある場。そこには確かに信頼もありましたが、同時に表現や表記における数々の制約も存在していました。石が持つ本来の力や、店主が本当に届けたい言葉を、何にも縛られずに伝えたい。その一心で、開催地を百貨店に限定せず、より皆さんと身近に、そして自由に触れ合える場所を模索し始めたのです。
札幌、仙台、東京、大阪、そして松山。 五つの都市を巡る旅路。それは単なる鑑定会の連続ではなく、各地の読者の皆さんと手を取り合い、時にはオフ会という形で心の深部まで語り合う、血の通った交流の旅でもありました。
「フットワーク軽く、手伝ってくれる人はいないか」
冗談めかして募ったその声に応えてくれる、温かな縁の広がり。 特定の組織や大きな商業施設という「型」にはまるのではなく、自分たちの手で場を作り上げ、大開運の波を起こしていく。その泥臭くも純粋な情熱が、今の「石屋蓮」の根底にある揺るぎない軸を形作っていったのだと感じます。
あれから長い月日が流れ、活動の形は進化を続けていますが、 「良い石を、正しい言葉で、最も相応しい場でお届けする」 その精神は、あの冬の日に決意した時と、何ら変わりはありません。
新しい時代への扉を自ら開こうとしていた、当時の店主の力強い歩み。 その先にある今の景色を噛み締めながら、今日もまた一歩、確かな足跡を刻んでいきます。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆さまの存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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