溢れる熱量と、肩に刻まれる証。旅の朝に誓う、一珠への誠実。
──2011年6月29日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
旅先の朝食、1.5倍に増えた野菜に対してドレッシングが3倍に増量されているという、なんとも極端な一皿に苦笑いする朝。そんな些細な日常の違和感を愉しみながらも、店主の身体は驚くほどの活力を求めていました。昨晩は弁当二個とパンを平らげるほどの「食」への執着。それは、夏の暑さと連日の鑑定会で削られるエネルギーを、本能的に補おうとする生命の叫びだったのかもしれません。
昨日は、息つく暇もないほどに石を紡ぎ続けた一日でした。リピーター様からの新たなご依頼、そしてフローライトをアラゴナイトへと入れ替える、静かな変化を伴うリメイク。一珠を抜くたびに、クライアント様の今の心境に想いを馳せ、最適な「適合」を探り当てる作業。その対価として、店主の両肩は凝り固まり、ストレッチさえ追いつかないほどに盛り上がっています。けれど、この重みこそが、誰かの力になれたという確かな証でもありました。
肩を回せば響く鈍い音さえも、今は心地よいリズム。専属のマッサージ師を夢想しながらも、結局は自分の手で、この指先でしか生み出せない一連があることを知っています。旅空の下、今日もまた溢れるスタミナをすべて石に込め、最高の結果を導き出していきます。
一珠の石が、持ち主の人生に光を添えるまで。店主は自らの身体を削り、魂を削り、誠実にその歩みを刻んでいきます。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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