不測の事態と別れの予感。それでも前を向き、遠き地へと旅立つ職人の背中。
──2011年6月25日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
昨晩は家の中で起きた不測の事態に追われ、心身ともに削り取られるような夜を過ごしました。夜中に何度も目が覚め、体力的にはまさに限界。それでも今日、店主は16日間に及ぶ豊田への長期移動へと向かいます。遠征を前に、昨日会った父の状況が明らかに変化していることを肌で感じ、胸を締め付けられるような想いが去来しています。移動直前、もう一度だけその顔を見てから、覚悟を決めて旅立ちます。
混沌とした日常の中にあっても、空は変わらずそこにありました。昨日撮り溜めた写真の中には、そんな店主の心を映し出したような、静かで深い青が広がっています。また、地元の馴染み深い店で啜った夏のうどん。故郷の味が、強張った身体をわずかに解きほぐしてくれたような気がしました。こうした日常の些細な断片が、過酷な旅路を支える糧となります。
次にこの地を踏むとき、世界がどう変わっているのか。不安や悲しみをゼロにすることはできませんが、待ってくださるクライアント様がいる限り、店主の足が止まることはありません。どんなに心が疲れ果てていても、石を紡ぐ手のひらには、常に最高の適合を導き出すための熱量を宿していたい。そう願いながら、今はただ、前だけを見据えて進みます。
たとえ遠く離れた場所であっても、紡ぐ石が誰かの希望となるように。一歩ずつ、誠実にその歩みを刻んでいきます。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
コメント ( 1 )
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心配ですね…(T.T)
蓮さんもハードだし…(T^T)
くれぐれもご自分の体調ご自愛くださいよ!