高松に灯る、新たなご縁の輪。チラシの「パンダ」にまつわる微笑ましい誤解と、職人の足跡。
──2011年7月22日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
高松天満屋での鑑定会。その熱気の中で起きた、ある微笑ましい「誤解」についての記録です。当時の店主は夏風邪で味覚を損ないながらも、鰻を糧に気力を振り絞って会場に立っていました。そんな折、広告チラシをご覧になった皆様から寄せられた意外な反応に、思わず苦笑したのを覚えています。
■ パンダと店主、意外な取り違え
掲載されたチラシには、店主のプロフィール写真が添えられていました。しかし、紙面の都合で近くに配置されていた「パンダ」のイラストを、店主本人だと思い込まれた方が多数いらっしゃったようです。「パンダではない、こちらが店主だ」と、拡大写真を添えて説明するほどに、その誤解は広まっていました。こうした何気ないやり取りの中に、当時のクライアント様との距離の近さを感じます。
かつて別の地でチラシに顔写真を載せた際、客足が遠のいたという苦い経験があり、密かに不安を抱えていた時期でもありました。しかし、蓋を開けてみれば「チラシやブログを見て来ました」という温かな声が会場に溢れていました。店主の言葉を、そして石屋蓮の在り方を見届けてくださる皆様の存在に、改めて深い感謝を覚えた一日です。
■ 土地に根付く「縁」を大切に
二回目となった高松での鑑定会。慣れない土地であっても、発信し続ける言葉を受け取ってくださる方がいる。その事実は、旅を続ける職人にとって何よりの励みとなりました。たとえ体調が万全ではなくとも、目の前の一人と誠実に向き合い、最善の石を紡ぐこと。その積み重ねが、今の石屋蓮の信頼を築き上げてきたのだと、この古い記録を読み返して再確認しています。
高松の空の下で結ばれたご縁。あの日交わした笑顔や言葉は、形を変えながら今も店主の中に生き続けています。これからも、各地で待ってくださる皆様との出会いを大切に、みちひらきの一助となるべく歩みを進めてまいります。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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