不完全だからこそ宿る、真実の輝き。999記事目に巡り合った、曇りを抱きしめる天然水晶。
──2010年11月19日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
愛知・豊田での鑑定会、二日目の朝。ふと自分の指先を見つめ、これまで紡いできた物語の数に思いを馳せていました。この記事は、店主が綴り続けてきた「独り言」の999節目。千の位に手が届く直前、どうしても皆さまにご紹介したい一珠がありました。
■ 曇りや傷さえも、その石の「歩み」として
今回、店主の目を捉えて離さなかったのは、14mmという堂々たる存在感を放つ天然水晶のブレスレットです。近年の、一切の混じりけを排除した完璧な水晶も美しいものですが、この子には石の中に小さな曇りがあったり、微かなクラック(割れ)が入っていたりします。
しかし、その不完全な部分があるからこそ、内側から溢れ出すような「キラキラ、プルプル」とした生命力に満ちた輝きが、より一層際立つのです。
- 白い曇り:長い年月、大地で育まれてきた証としての優しさ。
- 小さな割れ:過酷な環境を生き抜いてきた石の記憶と、光の乱反射が生む力強さ。
一点の曇りもない完璧さだけが正解ではない。傷や曇りを抱えながらも、なお光り輝こうとするその姿は、どこか我々人間の生き方にも重なるような気がします。そんな愛おしさを覚える石との出会いは、鑑定会の喧騒を忘れさせてくれる至福のひとときです。
いよいよ次で、節目となる1000記事目。これまで見守ってくださった皆さまへの感謝を胸に、これからも一つひとつの石に宿る「真実の光」を丁寧に拾い集めていきます。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし,今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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