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覚悟を胸に、一期一会の「結び」を。空を越えて届く、熱き想いに応えて。

──2009年6月1日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。

2009年、暦が六月へとめくられたばかりの静かな夜。店主の元に、一通の衝撃的な知らせが届きました。それは、数日後に控えた熊本での鑑定会に向けて、ある読者様が「飛行機の手配を終えた」という、驚くべき内容でした。

「大阪から、旅行も兼ねて伺います」 その一言に、当時の店主は言葉を失うほどの衝撃を受けました。飛行機を乗り継ぎ、海を越えてまで「店主の言葉」と「石の光」を求めてくださる。その熱量と信頼の重さは、画面越しであっても、ひしひしと肌に伝わってくるようでした。

鑑定会という場は、単なる石の譲渡ではありません。そこには、遠路遥々お越しくださるクライアント様の人生があり、切実な願いがあり、そして店主に託された「みちひらき」への期待があります。凄まじいプレッシャーを感じながらも、店主の心に灯ったのは、それを上回るほどの静かなる闘志と感謝でした。

意外とプレッシャーに弱い――。 当時の店主はそう自嘲していましたが、その繊細さこそが、一人ひとりの微かな心の揺れを読み取るための大切な感性でもあります。空を飛んでまで会いに来てくださる方に対し、店主ができる最大の報いは、その瞬間の「フルパワー」で向き合うこと。

石の一つひとつを吟味し、その方の人生がより豊かに、より鮮やかに輝き出すための最良の組み合わせを紡ぎ出すこと。それが、職人としての、そして一人の人間としての誠実な「おもてなし」の形です。

六月の湿り気を帯びた風が吹き抜ける夜。店主は押し寄せる責任感を力に変え、熊本での再会に向けて、自身の魂を研ぎ澄ませていました。あの日、大阪から届いたあの真っ直ぐな想いが、今の店主の歩みを支える大切な礎の一つとなっています。

【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆さまの存在が、何よりの励みです。

もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。

日々の歩みを、応援で支える

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