ただ一人のために注ぐ、濁りなき情熱。不器用な男が刻む、一途な歩みの軌跡。
──2010年3月11日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
静まり返った夜、ふと自らの未熟さに立ち止まることがあります。 先日、食べきれずに残してしまったカレーを、申し訳ない思いで処分しました。「残さず食べる」を信条とする店主にとって、それは小さな、けれど確かな心の痛み。カレーの神様に深く頭を下げつつ、その埋め合わせをするかのように、昨晩は大分市光吉の馴染みの店『さんこう軒』で、ニラ豚ラーメンとチャーハンを「大人食い」してきました。
お腹も心も満たされた後は、ホテルに戻って温かな湯船に浸かり、皆さまからのコメントに目を通しながら微睡む。そんな穏やかな時間が、店主をまた次の創作へと向かわせる原動力になっています。
■ 「一人」にすべてを捧げる、不器用な矜持
さて、ふと投げかけられた「恋人を何人でも持てるとしたら」という突飛な問いに、店主は迷わずこう答えます。
「一人で、充分です」
かつての銀幕のスターが遺した言葉を借りるなら、自分はあまりに「不器用」ですから。 器用に立ち回り、複数の誰かに想いを分散させるような芸当は、逆立ちしてもできそうにありません。もしそんなことをすれば、店主という一人の男の軸が、脆くも崩れ去ってしまうような気がするのです。
■ 全力で走り続ける、熱き魂の変遷
店主の性質として、一度決めた相手には、持てる力のすべてを持って全力で向き合いたい。 10代の頃の自分を振り返れば、これほどまでに「熱い」男ではなかったはずなのですが、いつの間にか心の奥底で燃え上がる炎は、あの松岡修造さんにも引けを取らないほどに強くなっているようです。
それは石を紡ぐ姿勢も同じこと。 一珠一珠に宿る命を、ただ一人の主のために、純度10倍の情熱で結んでいく。その一途さこそが、職人として、そして一人の男としての「店主」の真骨頂なのだと信じています。
不器用なまでに真っ直ぐに。 明日もまた、逃げも隠れもせず、この熱量を石に、そして大切な皆さまへ届けてまいります。
皆さまの今日が、ただ一つの大切な光に守られた、温かな一日でありますように。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆さまの存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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