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静寂の四十九日を越えて。悲しみさえも血肉に変え、ふたたび歩み出す。

──2011年9月18日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。

広島での鑑定会を終え、しばらく表舞台から姿を消していました。石を紡ぐ手を一休みさせ、一人の人間として、そして新たな役割を担う者として、背負うべき職務に専念する日々。その静寂の中で、昨日、無事に父の四十九日法要を執り行いました。

月日が流れるのは、恐ろしいほどに早いものです。あの日から、もう四十九日。止まることのない時間の流れに身を任せながらも、心の中ではまだ、整理のつかない感情が凪(なぎ)のように停滞していました。愛する者を失った痛みは、時間が解決してくれるなどという安易なものではなく、その「不在」という事実を、時間をかけて少しずつ自分の内側へ染み込ませていく作業だったのだと、今なら分かります。

■ 沈黙の裏側で芽生える、確かな変化

近況報告すらままならず、皆さまにはご心配をおかけしたかもしれません。当時は、以前のように言葉を紡ぐことがひどく困難に感じられました。しかし、その沈黙の裏側で、店主の中には確かな変化が芽生え始めていました。ただ立ち止まっていたわけではなく、暗闇の中でじっと、次なる光を見つめていたのです。

皆さまにお伝えしたい、とても前向きなご報告もいくつか準備が整いつつあります。それは、悲しみを乗り越えるのではなく、その悲しみさえも自分の血肉として、次なる鑑定会の場で皆さまと対峙するための、魂の準備でもありました。

■ 誰かの人生に寄り添う、その覚悟を新たに

人は、深い喪失を経験して初めて、他人の痛みに対しても、より深く、より静かに寄り添えるようになるのかもしれません。ふたたび石と向き合い、誰かの人生に寄り添うために。あと数日、自分を整える時間をいただきます。

この「空白の四十九日」が、これからの店主が紡ぐ石に、より深い響きと、揺るぎない慈しみを与えてくれると信じて。ふたたび歩み出す準備を、今、始めています。

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【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆さまの存在が、何より의励みです。

もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。

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