予期せぬ不手際と、異郷で出会う故郷の縁。賑わう会場で、人の温かさに触れる。
──2011年6月25日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
豊田での初日、あろうことかホテルにiPhoneを忘れて会場に向かってしまいました。連絡が取れないという不手際に、当日予約を考えていたクライアント様へ申し訳なさを感じつつも、どこか抜けた自分を笑い飛ばすしかない一日の始まり。そんな予期せぬ幕開けでしたが、会場では不思議な縁が待っていました。
「九州はもっと暑いでしょう」と声をかけてくれた警備員の方が、実は店主と同郷の九州男児だったこと。異郷の地で聞く故郷の地名は、張り詰めていた心を一瞬で解きほぐし、不思議な活力を与えてくれました。また、かつてインフォメーションがあったというこの場所では、店主の風貌を恐れることもなく、次々と道を聞きに来られる方々がいます。道案内もまた、この場所で紡ぐ縁のひとつ。怖面と言われる店主を頼ってくださる皆様の物好きさに、感謝が込み上げます。
ベビーパウダーを塗れば白熊になると茶化してくれる読者様との、画面越しではない温かな空気感。そんなやり取りに救われながら、店主は再び石と向き合います。たとえ文明の利器を忘れても、人との繋がりと石を紡ぐ情熱さえあれば、最高の「適合」は生まれる。そう信じて、初日の熱気の中を走り抜けます。
不器用な自分を支えてくださるすべての方へ。感謝を込めて、今日出会う皆様のために一珠の希望を丁寧に繋いでいきます。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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