1. HOME
  2. 店主ブログ
  3. 歩みの移ろい
  4. 石のカーテンに揺れる一期一会の気配。かつての「鑑定会」の風景。

石のカーテンに揺れる一期一会の気配。かつての「鑑定会」の風景。

──2009年10月2日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。

ふと過去の頁をめくれば、そこには初めての場所に戸惑いながらも、必死に自分のペースを掴もうともがいていた若き日の姿があります。当時の軽妙すぎる、あるいは少し「しつこい」ほどの筆致は、慣れない環境への緊張を隠すための、彼なりの精一杯の処世術だったのかもしれません。

あの日、記録として残そうとしたのは、石そのものではなく、石たちが作り出す「空間」の断片でした。

■ 境界を彩る、石の暖簾 大小様々な石たちが所狭しと吊り下げられ、まるで光を透過するカーテンのように揺れる風景。当時の記録ではそれを「飲み屋の暖簾」などと茶化して表現していましたが、今、その光景を思い返すと、それは日常と非日常を分かつ「聖域の境界」であったようにも感じられます。

暖簾をくぐるように石をかき分け、その先にある一珠と目が合う瞬間。

それは単なる買い物の時間ではなく、持ち主となる方と石とが、深い階層で共鳴を始めるための大切な儀式でもありました。遠方で会場に足を運べない方々にも、その「場の温度」を少しでも届けたいと願った当時の想いは、今の店主が綴る言葉の端々にも、変わらず息づいています。

■ 変わるもの、変わらぬ矜持 当時は大分など特定の場所でしか組めなかった大きな展示器具も、年月を経て形を変え、今ではより洗練された「鑑定会」の姿へと昇華されました。けれど、どれほど設えが変わろうとも、店主が石を繋ぎ、皆様をお迎えする際の**「一期一会の出逢いを待つ、柔らかな光を灯す」**という姿勢に変わりはありません。

「今日、やってる?」

そんな気軽な言葉の裏側に、人生を変えるような石との結びつきが隠れている。それこそが、石屋としての醍醐味であり、店主がこの歩みを止められない理由なのです。


【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。

もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。

日々の歩みを、応援で支える

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

人気記事TOP3
ラジオ番組

「福の神の開運レシピ」
●22:00~ ON AIR(不定期放送)

▶ 冒頭部分は無料で聴けます♪(ライブは完全無料)

店主ブログ更新通知(無料)

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

57人の購読者に加わりましょう