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微細なる手仕事、崩れ去る刹那。香りに宿る記憶と、再会の旋律。

──2010年3月8日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。

新しい朝が来ましたが、店主の心身は少々「大魔王」に翻弄されています。 昨夜から続く腹痛に加え、ここ数日心血を注いできた新作の制作が、あと一歩というところで崩れ去ってしまいました。

ロードナイトとスモーキークォーツを緻密に編み込み、形にしようとしていたクロスモチーフのペンダント。二日連続の失敗、そして昨日は二時間を費やした末の結末に、正直なところ心も少しばかり傷ついています。

けれど、これもまた石と向き合う道の一部。完璧を求めるからこその産みの苦しみだと受け止め、今はマイペースに、再び前を向く力を蓄えようと思います。

揺るぎない香りと、微かな甘み

傷心に追い打ちをかけるような体調不良を、強引にテンションを上げて振り払ってみます。ふと手にしたのは、店主が長年愛用している一瓶。

当時の店主は、香水は「オーシャンムスク」一択です。 一時期、廃盤の噂とともに店頭から姿を消したことがあり、似た香りを探してはみたものの、どれもしっくりきませんでした。妥協して別のものを纏うくらいなら、何もつけない方がいい。そう決めていた時期もありました。

しかし昨年、広島の地で偶然にも再会を果たし、それ以来またこの香りと共に時を刻んでいます。周囲からも好評をいただくこの香りは、店主にとって欠かせない「一部」なのかもしれません。

さりげなさに宿る、心地よい余韻

翻って、女性が纏う香りについても考えてみます。 強い香りは少し苦手ですが、ふとした瞬間に漂う甘い香りは、不思議と心を和ませてくれます。バニラやキャンディのような、思わず顔が綻ぶような香り。

「スイーツ男子」を自称する店主としては、そんな甘やかな余韻に、ついつい「良いな」と心惹かれてしまうのです。

石を紡ぐ指先、纏う香り、そして日常のささやかな嗜好。 それらすべてが調和し、一人の人間としての深みを作っていく。昨夜の失敗も、今日のこの香りも、明日にはきっと新たな創作の糧となっているはずです。

皆さまの今日が、お気に入りの香りに包まれた、穏やかな一日でありますように。


【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。 この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆さまの存在が、何よりの励みです。

もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。 こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。

日々の歩みを、応援で支える

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