嵐の佐世保にて。泥を跳ね上げられても、ただ静かに笑って前を向く。
──2011年5月26日の記録を、今の店主の視点で編み直した追記録。
今、店主は長崎県佐世保市にいます。昨夜、倉敷での鑑定会を終えて日付が変わる頃に帰宅し、わずかな睡眠時間を経て、夜明けとともに再び路へ。岡山から長崎へ。目まぐるしく移り変わる景色の中で、ふと「自分は今どこに立っているのか」と、現在地を見失いそうになる瞬間があります。
そんな心身の境界線が曖昧になるほどの過密な日々も、我々の歩みには必要な通過点なのかもしれません。あいにくの土砂降りとなった佐世保の朝、駅前の道を歩いていると、走り去るタクシーに激しく水溜まりの泥水を浴びせられました。
■ 降りかかる災難を、笑い飛ばす余裕を
一瞬、心に火が灯りそうになる自分を、もう一人の自分が静かに制します。ずぶ濡れになった服を眺めながら、店主が選んだのは「笑うこと」でした。予期せぬ不運や、理不尽な災難は、生きている限り幾度となく降りかかります。しかし、それに心を波立たせ、負の感情に支配される時間は、何よりの損失です。
「とりあえず、笑っとこ」。そう口にするだけで、張り詰めていた空気が少しだけ緩みます。店主が対峙すべきは泥を跳ね上げた車ではなく、これから始まる鑑定会で待ってくださっているクライアント様との時間です。雨の音を聴きながら、この逆境さえも一つの余興として楽しむくらいの器を、常に持っていたいものです。
■ 止まらぬ歩みと、寄せられる声に支えられて
佐世保玉屋での鑑定会も、間髪入れずに始まっています。連日の強行軍を支えてくれるのは、皆様から寄せられる温かな体験談や応援の言葉です。皆様が石と共に歩み、人生を切り拓いていく姿こそが、店主が明日へ向かうための何よりの糧となっています。
土砂降りの雨はやがて上がり、また新しい陽光が差し込むでしょう。その時を信じて、今はただ目の前の一珠に、そして一人ひとりの想いに、真摯に向き合っていきます。それでは、佐世保の地で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
【結びの余韻】
日々のささやかな気づきが、誰かの心の灯火になりますように。
この歩みを静かに見守り、背中を押してくださる皆様の存在が、何よりの励みです。
もし、今日の言葉が心に小さく響いたなら。
こちらから、一筋の応援を届けていただければ幸いです。
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